向井 真那
向井 真那 助教
Mana MUKAI
研究テーマ: 森林生態系における物質循環
研究者総覧
研究紹介

向井 真那 助教
Mana MUKAI
研究テーマ: 森林生態系における物質循環
研究者総覧研究紹介

森林生態系の成立要因を物質循環の視点から明らかにする

森林は陸域生態系の中でも最も生物多様性が高く、生物多様性維持機能や地球環境保全機能など様々な有益な機能を持っています。森林生態系は樹木を中心とした植物からなるシステムですが、地下部の微小な土壌微生物などの生物学的な要因と、地質・気候・地形などの非生物学的な環境要因の影響を強く受けています。それらは相互に作用し合って生元素を中心とした物質のやり取りが行われ、現在の土壌-植生系が成立しています。
当研究室では、様々な環境条件下での森林生態系の物質循環がどのような仕組みで成り立っているのかを、生物地球化学的な観点から明らかにすることを目指します。特に、直接目には見えないために研究の蓄積が進んでいない地下部動態に着目し、樹木の根や土壌、土壌微生物間の相互作用について迫りたいと思っています。そのために天然林や二次林、人工林など幅広い森林をフィールドとして、現地での観察・サンプル採取および室内での分析実験といった幅広い手法を用いて課題解決に努めます。
現在の森林について知ることは、今後の気候変動や人為的攪乱などが森林生態系の維持機能にどのような影響を与えるのかということに関する変化予測にも繋がり、地球環境問題解決のための森林に関する科学的知見の蓄積に貢献することが期待できます。