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田中 靖浩   准教授
【専門分野】
環境微生物学
【主な研究テーマ】
新しい微生物資源の開拓と利用
地球上には様々な微生物が生息していますが、それらの中で私達人間が分離培養できた(飼い慣らすことができた)微生物はごく一部で、それ以外は培養が難しい“未知微生物”であることが知られています。このような未知微生物の分離培養技術の開発と、その方法で得られた微生物の環境保全・浄化への利用等について研究をしています。

【研究紹介】

●新しい微生物資源の開拓と利用(微生物ハンター)

自然界には数多くの微生物が棲んでいます(例えば、土壌1 gあたりには1010個程度、河川水では106個程度の微生物がいます!)。でも、これらのほとんどは私達が培養したことが無い、あるいは培養がとても難しい新種の微生物で、その中には優れた環境浄化能をもつものや新しい医薬品を作り出す能力をもつものも含まれることが最近になって分かってきました。田中研究室では、このような新種の微生物を培養化するための新しい技術の開発を試みていて、その過程でいくつかの新種微生物の取得に成功しています(写真1)。

写真1 門レベルで新しい細菌「Armatimonas rosea

 

●ウキクサと微生物がコラボレーション?

田んぼや水路、防火水槽などで一面に広がるウキクサ(写真2)を見たことがありますか?田中研究室ではこの何の変哲もないウキクサが、その葉や根に棲んでいる微生物とコラボレーションして(協力して)、環境汚染物質である環境ホルモン関連物質や界面活性剤(洗剤)、アルカン類(重油などの構成成分)を効率よく分解することを明らかにしてきました。現在は、このウキクサと微生物が持つ機能をより高める研究を行っています。

写真2 ウキクサ

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